UX KANSAI #00
4/9にグランフロント大阪で行われたUX KANSAIの講義に参加しました。
UXの連続講義に参加するのは今回が2個目。
改めて学んだことや気づいたことをまとめてみました。
- UXとUIは同じ括りではない
UIは多くの人が使えることが大事なのに対して、皆が使える万能なものではなく
特定の人に向けて考え、使いにくいものを取り除き、その人が使いやすいと感じる
ことがUXのことを考えるときに大事だということが分かりました。
- 「全てはサービス」。ユーザーの本質的な要求を見失わないこと
『眼鏡→ものを良く見えるようにするためのサービス
ペットボトル飲料→喉の渇きを潤すためのサービス』
という講義の中で先生がおっしゃっていた例がとても分かりやすく、
本来ユーザーがそのモノを必要としている理由はシンプルだということ、
またモノの形などにとらわれすぎるとその本質的部分が見えなくなりがちに
なるのではないかと感じました。
・早めの振り返りでしっかりと記憶に残る
(これは余談でおっしゃっていたかもしれないのですが…)
人はどれだけ楽しんで映画を観たり一生懸命勉強したりした内容でも
振り返らないと少しの期間で8割ほど忘れてしまうそうです。
また振り返りも遅くになるほど曖昧でしっかりとした振り返りはできない。
そこで映画であれば観た後にカフェに寄ったりして一緒に行った人と
共有したり、勉強したことは早めに振り返りをしたりすることで新鮮な
状態で残るのだそうです。
今回講義に参加し全体を通してみて、自分の中で「問いを立てる」
「人を観察する」ことが忘れ気味だったということに気づけた回でした。
これからは日常的に問いを立てることとモノの本質的サービスについて意識を向けたいです。