UX SHIGA #5 振り返り

12月5日行われたUX SHIGA第5回目の振り返り


今回は調査の分析(KA法)についての講義・WSでした。自分は初ウロウロ観察者として参加


講義のこと

・個人の特殊な行動に着目しない

→共通する生活価値やニーズの分析と理解が大事。

今回のWSでも重要な部分でもあったし、観察している側の自分にとっても意識しなきゃいけないことだと思いました。


・失敗するなら全力で

→緻密に計画を立てることでどこが違うか分かる。

UX SHIGAの講義を通して失敗から学ぶ(失敗した後に振り返る)ことは大事だと知りましたが、失敗することに良い・悪い(?)があるのか!とまたハッとしました。

確かに失敗した??というふうでは、大事なことを見落としてしまうのかなと思いました。


余談ですが最近の授業で、振り返りする時にその時の行動・思ったことなど細かく書いてあると、普段気づかない感情や意外な考えに素早く気づけると感じました。何事も細かい方がいい??


WSのこと

WSは事前に用意した「撮る」行為をしている人の写真を価値カードにし、「人はなぜ撮るのか?」ということについて分析・発見をするという内容で、自分は1グループを観察しました。


観察して気づいたこと

・グループワークは共有が大事

特にそう感じたのはカードを中分類する作業のとき。行動が2つに分かれていたように見えました。


中分類では全てのカードをババっと分けていこうとする人と、分類途中でラベルを作り、当てはめている人。

それぞれ理由を聞いてみると、前者はいつもこういう風にやっているから、後者はラベルは後で変えれるしまず大きい分類が欲しいからということでした。

しかしその部分をお互いに話しては様子はなく、方向性が決まらずタイムロス。


理由をもって行動しているのに、自分の方法を提案したり相手のやってることにツッコんだりしないのは勿体無いなと感じました。

お互いに自分のやっていることだけでも言うことで、もっとこうしたら?などアドバイスし合えて良いと思います。


・ゴールをしっかり捉える

このグループでは最初ラベルに書かれた価値が表面的だったようで、先生に指摘されていました。


「共有するのが目的じゃないよ!共有してどうなるの?」と言われ全員がハッとなり、

その後は「○○して"どうなるのか"=価値で考える」というところをすごく意識して話し合えてテキパキ動けていたように見えました。

ゴールをぼんやりではなくしっかりと意識をすることで、行動も変えれるんだと感じました。


最後に、今回観察をして質問の難しさをとても感じました。それは先生が価値の具体例を仰って参加者さんがなるほど!と気づいていたときです。


答えを出されてそれで良いのかな?

(成功した!で終わってしまうのでは?)と思った同時に、自分も気になっていた部分を質問で気づかせれなかった…と感じました。


今度どこかでWSの観察をする機会があれば、


◎ヒトをよくみる(問いをたてる)


・成功・失敗パターンを見つける

・参加者が自らでハッとできるような質問の仕方を見つける


ことを意識したいと思います。